カジュカラボ「益子の丘」は、栃木県にある益子町で私が借りている畑の一端で、果樹を中心に小さな生態系をつくっていくものです。何年かかるかわかりませんが、この地に生きる生き物の手を借りつつ、果実や野菜などの収穫を得られるようになる日を夢見て、カジュカラボの実験を行っています。

この畑は、益子の丘の上にあるとても景色の良い場所に位置しています。

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まず、この畑の特徴を。

①日当たり良好で、周囲に日差しを遮るものは無し
②長年耕作放棄地となっていた畑を、昨年トラクターで開墾したばかり
③周囲には、杉林、雑木林、竹林のほか、蛍が生息する小川等があり自然豊かな環境
④周囲には慣行農業を営む農家さんの畑があるので、農薬散布はされているはず
⑤イノシシが生息している

一番厄介と思っているのが、⑤イノシシです。
実はこの畑、昨年から借りていて栗やサクランボの樹を植えているのですが、そのうちの数本はイノシシに掘り返されてダメになってしまったのです…
私が世話になっている地元のおじさんもここで里芋やトウモロコシを育てていたのですが、やはり全て掘り返されて全滅!
こういったこともあり、果樹と一緒に植える野菜はイノシシの嫌いなものか食べないものを選ばないといけません。

加えて、この畑は我が家からは車で5分かかる場所です。ここに来れるのは週1回、最悪2週間に一回程度になってしまうかもしれません。
なので、毎日のように収穫しなくてはならない夏野菜のようなものは育てられないと思っています。

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幸い、広さは十分にあるので、この畑では5本の果樹を植えてみようと思います。そして、その周辺には、イノシシが食べないもの且つ手の掛からない野菜類、花類、ハーブ類を育ててみます。 

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