ナスを縞剥きすると、理科の実験ができる?!ナスの皮で、土の酸性度を調べる。おいしい煮物もできあがり。
カジュカラボメンバーの、ななちゃんがアップしていた方法で、私の担当している花壇の土も、酸性度チェックをやろうと思いましたが、
よく見てみたら「リトマス試験紙」が必要と発覚。
(こちらの記事)果樹の植樹と、土の実験
ななちゃん、普通にリトマス試験紙を持っているのね。笑
私、持ってない。
しかし、リトマス紙を買っても、今後使うあてもあまりないので、
まずは家にあるものでやってみようと思い、調べていたら
紫キャベツで酸性かアルカリ性かがわかるとのこと。
うん、確かに。そうだった!習った!
ということで、スーパーに「紫キャベツ」を買いに行きました。
でも探すとないものですね。紫キャベツ。
その場でさらに検索すると、「ナス」でも大丈夫ということがわかりました。
ということで買ってきた、いつものナスーーー!
ナス試験溶液の作り方
ナスの皮を細かく切り、熱湯を注ぎます。

ぱっと色が変わって、青になりました。きれい〜!

しかし、その後、打ち合わせがあって戻ってきたら・・・
赤紫に・・・・。
時間が経つと変わるんだね。知らなかった・・・。
ということでもう一度作りました。
こんなに色が違います!(右が新しく作ったばかりのもの、左が1時間前に作ったもの。)

しかし、土の上澄み液を入れて、「色が変わったのかな?わからないな」などとあたふたしている間に、また電話がかかってきて、戻ってきたら同じ赤紫になっていました・・・。ガーン。。そしてこの日はタイムアウト。
失敗を踏まえて第2回目の実験に挑戦
ということで、日を改めて実験の機会を設けました。
反省を生かしてこちらを取り入れました。
製氷皿〜!

さらに、ナスはネットに入れてから熱湯を入れると、皮が入らず綺麗な溶液が採取できました。


ここにナス液を注ぎ・・・
まずは手始めに穀物酢を入れてみました。すると

赤っぽくなりました!酸性のものは、こんな色になることがわかりました。
その後、ラム酒を入れてみたら、それも赤っぽく変化しました。
それでは本番ということで、事前に採取しておいた土と精製水を混ぜておいておいた上澄み液を入れます。



わかると良いのですが・・・!ちょっぴり赤っぽくなりました。
ということで、「弱酸性」と判断しました。
弱酸性ですと、野菜やブルーベリーには適した土壌ということがわかります。
なるほど。
個人的には、かなり荒れた植物が枯れやすい土だと思っていたので、
意外に悪くない環境なんだなということがわかりました。
枯れやすいのは違うことが原因のようです。
これから、もっと土を育てて、
肥沃な土にしていきたいです!
精製水と混ぜておいた土の様子

こちらは、混ぜてから1日おいておいた土の様子。
色々な層がありますね。粘土質だけという感じでもなく、ふわっとした土の層もあることがわかりました。
まとめ
縞むきしたナスも、こうして酸性チェッカーに使えることがわかりました。
煮物をするときには、皮を取っておくとこうした実験が楽しめますね。
ぜひ試してみてください^^