「チーム・カジュカラボ」のこれから

すっかり春になりました。カジュカラボの畑でも、苗を植え始めるべく準備を開始したところです。その様子は今度お伝えするとして、今回はカジュカラボのこれからの取組みについてお伝えしたいと思います。

私たちがこのカジュカラボを始めたきっかけは、協生農法という取組みを知ったことでした(→詳しくはこちら)。協生農法の原則は、種と苗以外を持ち込まず、自然本来の生態系の力で最大の生産力を得るというものです。
この考え方がとても素敵なのですが、畑を進めていくうちに少なからず協生農法の原則に相反することが出てきてしまいした。
例えば、私たちの暮らしで出る生ごみを畑に戻していくというもの。私は、普段の暮らしで出る生ゴミをベランダでコンポスト処理しています。このコンポストは有機物を多く含み、植物にとっては栄養の素となります。しかし、協生農法の原則に従うと、こういったコンポストを畑に返すことができなくなります。
色々考えた結果、私たちの取り組みの中では、暮らしと小さな多様性をつなげていくことを目指して、協生農法の原則に必ずしも従わなくてもいいことにしてみました。ただ、果樹を真ん中に植えて周辺に野菜や花を植えていく方法は参考にさせてもらおうと思っています。

今後、カジュカラボで取り組んでいきたいのは、こんなことです。
• 生ゴミコンポストを実践して、それを畑に返して肥料として使うサイクルをまわす
• 薪ストーブで出た草木灰を、畑にまいて肥料として使う
• 余った肥料を欲しい人にシェアする(もちろんギフトとして)
• 種を採取して、来年の畑に繋げる(できれば、在来種を)
• 余った種を欲しい人にシェアする(これももちろんギフトとして)
• 畑に生えてきた雑草も、その種類をちゃんと確かめて有用なものであれば暮らしに取り入れる(野草茶とか)
• 畑の中で出会った生き物についてどんな生き物なのかを知る、そして知識をシェアする

などなど…

土や植物、そして生き物に触れるという機会を、暮らしの中に無理なく取り入れていくこと。そして、そこから得られるモノや知識を含めてシェアしていくということ。その結果、私たちの生きる土台となっている自然に対して、汚いとか怖いという感情を少しでも取り除き、現代人がすっかり忘れてしまった自然との繋がりを取り戻していきたいと思うのです。

ここでは、そんな取り組みの断片を公開していけたらと思っています。