協生農法のために、まずはアンティークレンガで花壇づくりからはじめてみた
こんにちは カジュカラボのmiyuです。
ランドスケープデザイン学科を昨年卒業し、デザインやPR関連の仕事をしながら、建築を勉強しています。
そんな2021年の新年、書き初め会でお会いしたななちゃんから
「”協生農法”って知ってる?」と聞かれました。
キョウセイ?
なんでしょ?
全くの初耳だったのですが、
私は最近畑を始めたので、わからないながらも、
ちょっとやってみたい気持ちになりました。
そして、ななちゃんに教えてもらった
「協生理論学習キット」をプリントアウトして読んでみました。
「果樹を植えて、その周りに多様な植物を植えて・・・」
なんだかおもしろそう。
ということで、
突然ではありますが、「協生農法」というものを実際に自分なりにやってみて、
その結果をシェアしていくという取り組みを
二人で一緒にやってみることにしました。
個人的には、将来的に土作り、コンポスト、堆肥づくり、その辺りとも繋げられたらいいなぁと思います。
まずはこの場所で、どういったことが起きるのか、結果をみながら考えてみたいと思います。
実験の場所について:
知り合いが所有するこちらの小さなスペースに、果樹から始める多様性のある場所を作っていきたいと思います。

敷地における全体の概要はこんな感じです。
・東京都内
・スペースは、幅4m弱、奥行き1mほど
・現在の植栽は、レモン、クリスマスローズ、エバーゴールド、スイセン、フイリサカキ、ヘデラヘリックスと少なめ。生物多様性があまりないと言える。
現在の敷地の問題点はこちらです
・ヘデラヘリックスがアスファルト側に伸びがち
・エバーゴールドがスペース取りがち
・フイリサカキがまだ小さくて全体的にスカスカな感じ
・グランドレベルが土の最高点で、グランドレベルより下に土を入れているので、土を増やすことが難しい
・夏になると雑草がたくさん生えて、薮のようになる
・夏にはヒメシバがたくさん生えていた=地力が低い
・フイリサカキの開花時期に、ハエがたくさん発生したことがある
・ナメクジも梅雨の時期に出てくる
こういった点はどうなるでしょうか。わかりませんがみていきましょう。
今後やっていくこと
・この場所をもう少し植物と生物の多様性を増やしていくため、いい土を増やしたい。
・そのために、グランドレベルの下を掘って土を入れるのではなく、周りをレンガで縁取って少し土が増えても大丈夫なようにしたい。
・もう少し様々な植物を植えて、多様性を作りたい。
最初のワンステップ
そこで、土を増やしても大丈夫なように、まずはレンガで縁取りをしよう!ということになり、設計図を書きました。

計算上、23個のレンガを使うことになりました。
購入したレンガが届きました。大きめのアンティークレンガ 。
耐火高炉などで使われていたものとこのこと。
重くて立派です!

(なにやら文字が刻んであります)
モルタルで間を埋めるので、それが1cmほどと計算して注文しましたが、
実際は、1cmも間ができず、コーナーの処理で間にあわせることにしました。
レンガを切るのは大変なので、切らなくても大丈夫なように微調整。
まずは並べてみて個数と置き場を確認。

大丈夫そうだったので、レンガを濡らしてから、モルタルで底と間を埋めていきます。


こんな感じで完成!
購入した分のアンティークレンガ24個を全て使い切って、(最後は斜めに配置して無理やり使い切りました)一安心です。
1週間くらい経って乾いたら、植栽の方に手を入れてみようと思います。
立面図のイメージはこんな感じ。(フイリサカキ書き忘れちゃいました)

夏になるとヒメシバがたくさん生えていたのは、地力が低いということがわかったので、これからは、もっといろんな植物が育っていけるように、いい土を増やしていかないといけません。でも、栄養過多でも良くないです。
どうやっていい土を作っていくか。
それは、、、
コンポストを勉強している友人に相談したいと思います!
(・・・はい、今の私には、わからないのです。。)
それでは今日はここまで〜。ではでは。